「シリーズ 『オードリーな英語』「がんばります」」

A:日本人が好きな言葉「がんばります」。
 ベルギーの外科医の娘ガブリエル・バン・デル・マル(オードリー)が家族の驚きをよそに修道女になる「尼僧物語」(1959)。修道院へ入る朝、ガブリエルが父親に向かって別れのあいさつをしています。

GABRIELLE: Good-bye, father. I'll miss you.
     「さようなら、お父さん。さびしいわ。   
I'll do my best.                がんばります。       
I want you to be proud of me.        お父さんが誇りに思えるように」

FATHER: I don't want to be proud of you. 
   「わたしはおまえを誇りにしたくはない。
I want you to be happy.                ただ、幸せになってほしいだけだ」

GABRIELLE: I am happy.            「わたし、幸せだわ」

"I'll do my best.""I'll miss you." は、will を使って自分の強い意志を表わしています。
ガブリエルが "I am happy." と現在形で言っているのは、修道女になるまえから、幸せを感じているからです。